IoTとハードウェアの学習
DX検定攻略 Part10【学習用】「IoTとハードウェア」動画公開の動画を追加しました。
本日も、DX検定試験の攻略をはじめましょう!
ここでは、最新2023年版公式シラバスに掲載されている用語を1つづ解説していきます。(音声で読み上げますので、繰り返し、聞き流しでもご利用ください。)技術領域の「IoTとハードウェア」から24ワード(IT用語、バズワード)を解説します。また、こちらの動画で学習できましたら、確認動画も合わせてご視聴ください。この動画にある24ワードを学習とは異なる順番で、5秒間の時間をおきながら、流しますので、5秒以内で、説明ができるか学習の状況確認でご利用ください。
収録しているワード(IT用語、DX用語、バズワード)は、下記になります。
・CPS
Cyber-Physical Systemの略。様々なセンサーが「フィジカル」な現実世界の情報を収集し、「サイバー」空間で解析し、現実世界へ役立てるシステムのこと。自動車のセンサーが情報を収集し、サイバー空間で、AIやデータ分析により、自動車の駆動を改善する動き。ロボットやドローンなども、この流れがベース。
・デジタルツイン
現実世界の情報をもとに、仮想世界に「双子」を構築、さまざまなシミュレーションを行う技術。デジタル上に再現された生産現場や、設備の状態について、実際に生産などを行う前に予測、テスト、シミュレーションが行える。
・IoTの3層構造
①デバイス層センサーからデータを収集し、次の層へデータを送信。②エッジ・コンピューティング層データを処理し、瞬時にデバイス層へフィードバッグ、また、次の層のデータを送る。③クラウド・コンピューティング層エッジ・コンピューティング層から送られた膨大な情報を解析したり、アプリケーションを実行する。
・コネクテッドカー
IoT技術領域の一つ。常時ネット接続され、最新の道路状態を取得し、最適なルートを算出したり、車両にトラブルが発生した際の連絡機能を搭載した自動車のこと。カーナビの渋滞回避システム、e-コマースなどの技術が統合されるなど、トータルソリューションを提供するプラットフォームの開発が進展しています。
・SLAM
Simultaneous Localization and Mappingの略。自己位置推定と環境地図作成を同時に行うこと。LIDARなどセンサを搭載した移動体が走行しながら、周囲の環境をセンシングし、環境地図を作成、同時に、環境地図上での自己位置推定を行う。地図の存在しない屋内やトンネル内などの環境でも自己位置推定が行える。ステレオカメラを用いたもの「VisualSLAM」。
・Edgecrossコンソーシアム
2017年11月6日に設立された団体。「Edgecross」とは、製造現場とITの間のエッジコンピューティング領域のオープンなソフトウェアプラットフォームの名称。オムロン株式会社、トレンドマイクロ株式会社、NEC、日本IBMなど、350社以上が参加。
・oneM2M
2012年7月24日に世界の代表的な7つの標準化開発機関により、設立された、M2M(Machine to Machine)に関する、新しい国際標準化組織の名称。例えば、家の電気の「スマートメーター」マシンと、家のエネルギー管理システム「HEMS」などのマシンとの通信のように、人が関係しない、機械と機械の通信形態の標準化など。
・CPUアーキテクチャー
CPUの構造・設計仕様のこと。①「x86/x64」:32bit / 64bitのCISCベース。Intel、AMDが開発、主にパソコンやPCサーバで利用。②「ARM」:32bit / 64bitのRISCベース。Intel、フリースケール、ルネサステクノロジなどが開発。主にモバイル機器で利用。③「POWER」:32bit/64bitのRISCベース。IBMが開発しており、 IBMのサーバーで利用。④「SPARC」:64bitのRISCベース。 サン・マイクロシステムズ(オラクルが買収)が開発。
・量子超越性
従来のコンピューターが長時間かかるタスクを、量子コンピュータであれば、短時間で実行できる能力。2019年10月23日、Googleの研究チームは、最速のスーパーコンピュータを使っても1万年かかる問題を、Googleの53量子ビットの量子コンピュータを使用し、10億倍速い、200秒で解けることを示した。
・CMOS
Complementary Metal-Oxide-Semiconductorの略。相補型金属酸化膜半導体と呼ばれており、P型とN型のMOSFETを、組み合わせた回路方式のこと。「消費電力が小さく」、「高速動作する」ため、スマホや、デジカメ等カメラのイメージセンサーに利用。スミアやブルーミングなどの「ノイズが発生しない」画像処理機能を回路に入れた「オンチップ化構造」可能。
・ジャイロセンサー
「角速度」を検出するためのセンサーのこと。「ジャイロスコープ」とも呼ばれている。コリオリの力(回転運動物に垂直の慣性が働くこと)を利用して物体の回転、向き、姿勢の変化を測定し、それを電気信号として出力することができる。「振動型」と、「光学型」がある。
・ToFセンサー
Time of Flight、飛行時間の略。放出した光が測定対象物で反射し、戻ってくるまでの時間を測定し、対象物との距離を検出するセンサ。スマホや、ゲーム機器、監視カメラ、産業用カメラで、距離画像の撮影に利用されている。ソニーは、2020年12月に、世界最高画素数で約120万(1280×960)、低消費電力360mWの間接ToFセンサーを発表。
・においセンサー
官能検査のパネリストや臭気判定士などに頼っていた、においの質や強度を数値化できる装置のこと。①食品・化粧品の研究開発ならびに品質管理、②環境の悪臭計測、③ガス・火災等の異常監視で利用さている。「半導体式」と「水晶振動子式」の2タイプ。
・FPGA
field-programmable gate arrayの略。製造後に購入者や設計者が構成を設定できる、プログラマブルな集積回路のこと。書き換え可能なメモリが搭載されており、プロセッサ内の回路を自由に書き換え、高速に処理させることが可能。
・MEMS
field-programmable gate arrayの略。製造後に購入者や設計者が構成を設定できる、プログラマブルな集積回路のこと。書き換え可能なメモリが搭載されており、プロセッサ内の回路を自由に書き換え、高速に処理させることが可能。
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