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DXマスター(DX MASTER)が推奨する、AI好き・デジタル好きが驚くデジタル機器。今回は、クラウドに頼らずローカルLLMを手元で動かせる、MSIの小型AIステーション「PRO MAX EDGE AI+ 11M-008JP」を紹介します。エムエスアイコンピュータージャパンが2026年10月29日に発表し、11月5日に発売します(楽天市場では予約受付中)。
目次
どんな製品?
- CPUはAMD Ryzen AI Max+ 395(16コア32スレッド)。グラフィックスのRadeon 8060Sと、AIの処理が得意なNPU(最大50TOPS)を1つのチップにまとめています。
- メモリは128GBのユニファイドメモリ。そのうち最大96GBをGPU用のメモリ(VRAM)に割り当てられます。
- MSIは、120Bクラス(約1,200億パラメーター)のLLMをローカルで実行できるとしています(MSIの検証は量子化したモデルを使用)。
- ストレージは2TB SSD。体積は約4L(幅97.5×奥行188.4×高さ248.5mm)と、机の上に置ける大きさです。最大4画面の出力にも対応します。
ここが驚き
ふつうのゲーミングPCのグラフィックスカードは、VRAMが8〜16GB、高性能なものでも32GBほど。大きなAIモデルはVRAMに入りきらないのが悩みでした。このPCは、CPUとGPUが同じ128GBのメモリを分け合うため、最大96GBをAI用に回せます。グラフィックスカード1枚では難しい大きさのLLMを、小さな箱1台で動かせるのが驚きのポイントです。
動かせるモデルの目安は、量子化した120Bクラスまで(VRAM最大96GB)。7B〜70Bクラスのモデルなら、より余裕をもって試せます。ただし、モデルの形や量子化のしかた、一度に読みこませる文章の量によって、必要なメモリや動く速さは変わります。
DXマスターのおすすめポイント
- 社外に出せないデータでAIを使いたい会社・研究室に。LLMを自分のPCの中で動かすので、機密情報を外部のサーバーに送らずにAIを活用できます。
- ローカルLLMを本格的に試したいAI好きに。大きめのオープンウェイトモデルを、クラウドの利用料を気にせず、何度でも試せます。
- 画像生成・動画編集・3Dデザインなどのクリエイティブ用途にも。AIチャットやデータ分析と、ほかの作業を同時に進めたい人にも向いています。
メモリは本体に組みこまれていて、あとから増やすことはできません。また、最新の巨大モデル(1兆パラメーター級など)をそのまま動かせるわけではないので、使いたいモデルの大きさを確認してから選びましょう。